# 宗気:肺において後天の精と天の気が交わって、胸中(膻中)に集まる気である。宗気は、五臓の心と肺(六腑においては三焦の内、上焦)と関係が深く、臓の活動を支えている気(心の拍動を力強く、規則正しく行わせたり、呼吸や発声をしっかりとさせる気)である。宗気が不足すれば、呼吸の異常(少気、短気など)が起こったり、語声に力がなくて、細くなったり、心の拍動が弱まったり、規律性を失ったり(脈の結、代など)する。
# 営気(栄気):営気は、後天の精から得られる陰性の気(水穀の精気)である。営気は、津液を血に変化させて、血とともに脈中を行き、一日に人体を五十回以上も循って臓腑や手足などの内外諸器官を栄養して、それらの活動を支える。
# 衛気:衛気は、後天の精から得られる陽性の気(水穀の悍気)である。衛気は、脈外を素早く循る気で、特に体表近くで活動、肌膚を温め(体温保持)、腠理を開闔(皮膚の収縮と弛緩)し、外邪に対する防衛的な役割をしている。衛気は、昼間に人体の陽の部(体表部)を二十五周して、夜間に人体の陰の部(体内部)を二十五周する。
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